CSV専用の編集エディタ無料で使えるフリーソフト5つ!ショップ運営の手間削減 !

公開日:  最終更新日:2022/08/17

ショップ運営の手間削減CSVファイル専用の編集エディタ無料で使えるフリーソフト5選
ネットショップを運営していく中で扱うファイルといえば、jpg、png、gifなどの画像ファイルやhtml、css、jsなどのページを表示するためのファイルなどが代表的かと思います。それ以外で頻繁に登場するのがcsvファイルです。
商品管理、受注管理、在庫管理などをする上でcsvファイルって使う機会が多いですよね。

商品情報、在庫情報をcsvファイルで一括更新したり、受注データをcsvファイルでダウンロードして送り状ソフトに取り込んだり様々な場面でcsvファイルを使うことになるかと思います。

csvファイルをダブルクリックした際に関連付けしてあるソフトが起動しますが、特に設定を変更していない場合は、WindowsPCであれば、Excelが起動するようになっていることが多いのではないでしょうか。

たしかにCSVデータを編集するのに一番簡単な方法はExcelで編集する方法ですが、少しクセがあるというか、Excelが勝手にフォーマットを書き換えてしまった経験ありませんか?

例)「01」 → 「1」 として認識される、数字が「1.E+09」と変換される、
勝手に日付に変換されるなど
また、列数や行数が多すぎで読み込めない・・・ など

Excelでも上記のようなことが起こってしまうことを理解して、適切な操作(ファイルを開くときにテキストデータのインポート等で項目ごとの内容を指定するなど)、適切なセルの書式設定を行えば編集することもできますが、ExcelでCSVファイルを開いて上記ようようなことに気が付かず上書き保存してしまい、CSVファイルの内容が思いもしない状態で保存されてしまうこともあります。

また、扱うCSVファイルの文字コードによっては、Excelで開いた時に英数字以外の情報が文字化けしてしまうなんてこともあります。

大量の商品データを一括で編集する場合など、上記のような現象が発生してしまうと致命的ですよね。そこで、本日は無料で使えるCSVファイルを編集する専用エディタのおすすめをいくつか紹介したいと思います。

無料で使えるCSV編集エディタ5選

CSVを編集する方法としては、Excelが一番簡単ですが、さきほど説明したように少しクセがあります。また、メモ帳などのテキストエディタを使って編集することも出来ますが、効率が良いとは言えません。

そんな時は、CSV専用の編集エディタを使いましょう。扱うCSVファイルの文字コード、データ量、検索、置換機能など用途によってどれが良いかは変わってきますが、無料で使えるものを5つピックアップしてみます。

Cassava Editor

Cassava Editorのアイコン Cassava Editor [csvエディタ](おそらく、一番おすすめ

すでに使われているショップさんも多いと思います。

Cassava Editorの画面イメージ
起動が速い、様々な文字コード・形式に対応
(Shift-JIS / EUC / JIS / UTF-8 / UTF-16LE / UTF-16BE)
改行コード(CR+LF / LF / CR)を指定して保存も可能
基本的な機能(行・列編集、検索、置換等)も充実
マクロ(自動化)などの機能もある

Kuto Csv Editor

Kuto Csv Editorのアイコン Kuto Csv Editor

Kuto Csv Editorの画面イメージ
操作性がExcelに似ている
タブ切り替えで複数のCSVファイルを扱うことが可能
検索、置換を備えているほか、テキスト形式にも対応
文字コード Shift-JIS / EUC / JIS / UTF-8 / Unicode LE / Unicode BE
カンマ区切り、またはタブ区切りで出力可能

SmoothCSV

SmoothCSVのアイコン SmoothCSV

SmoothCSVの画面イメージ

タブ切り替え型・Excelに近い操作性
基本的な機能(検索・置換)も充実している。細かい機能なども多数搭載
文字コード Shift-JIS,EUC,JIS,UTF-8,UTF-16LE,UTF-16BE
の機能あり、マクロ・SQL・GREP等の高度な機能を搭載

DMcsvEditor

DMcsvEditor

DMcsvEditorの画面イメージ
超シンプルで軽量なCSV エディタ
カンマ or セミコロン 区切りのCSV ファイルを、閲覧、編集が可能
XLS/HTML/XMLへのエクスポート機能

CsvGridEd

CsvGridEd

CsvGridEd の画面イメージ
シフトJIS以外の文字コードにも対応
タブ形式で複数のファイルを編集可能
複数回の「元に戻す」「やり直す」が可能

CSV+

Csv+アイコンCSV+

Csv+ の画面イメージ
2021/06/25 1つ追加しました

最近フリーランスエンジニアの方が自身のサイトで公開されたソフトです。
特徴としては
操作性はExcel風なインターフェース
複数OSに対応(Widows,Mac,Linux)、OSが変わっても同じソフトが利用可能
タブ形式で複数のファイル表示
ShiftJis、UTF-8など文字コード・改行コードの変換に対応
公開されたばかりですが、今後に期待な感じです。


フリーのCSV編集エディタについていくつかまとめてみました。
ここに紹介した以外でもシェアウェアで探せば見つかるかと思いますが、まずはおすすめの「Cassava Editor」を使ってみるのが良いかと思います。

CSVデータの中身を確認するのはもちろん、大量の商品データを扱う場合や、一括で検索置換処理をする場合などは非常に便利だと思います。ぜひ、試してみてください。

追記:それでも使い慣れたExcelが使いたい!

CSV編集するための専用ソフトをいくつか紹介してきましたが、中にはそれでも使い慣れたExcelが使いたいという方もいるのではないでしょうか。csvファイルがExcelに関連付けされている状態でダブルクリックで開いてしまうとExcel固有の問題が発生してしまいます。少し手間はかかりますがExcelからcsvファイルを読み込む機能を使えば問題を回避して読み込みすることができます。

Excelでcsvファイルを読み込みする手順については下記が参考になると思います。
CSVデータの扱い(Excelでの取り込み方法他)

上記の方法でExcelでも問題なくCSVファイルを読み込みすることができますが、毎回の作業として少し手間に感じてしまうかもしれません。

フリーソフト「CsvReader」

Excelで開きたいCSVファイルをドラッグアンドドロップするだけでExcelが起動してcsvファイルを文字列をとして読み込んでくれます。読み込みするCSVファイルによっては手間を回避することができるかもしれません。細かく項目ごとに読み込み設定を変えたいという場合は、Excelからの読み込み時のウィザード画面を経由する必要があるかもしれませんので、その辺りは臨機応変にといった感じでしょうか。

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