CSVファイルを分割するツール 行数、文字コード指定も可能
ネットショップ・ECサイトを運営していく中で登場するファイル形式としてCSVファイルがあります。よく使われるのが商品データの更新にCSVファイルをアップロードして商品情報を更新するといった場面ではないでしょうか。複数のショップを出店していたり、大量の商品を扱っている場合などはCSVでの一括更新は必須の機能です。
CSVファイルの編集については、以前の記事でも紹介しました。
そんなCSVファイルですが、あまりにも行数が多かったり、ファイル容量が多いと編集ソフトに読み込むのに時間が掛かってしまったり場合にってはエラーになり編集出来なかったりしてしまうこともあります。また、利用しているモールやショッピングカートの仕組みとしてファイルのアップロードに行数やファイル容量の制限がある場合などファイルを分割する必要が出てきます。
ファイルを2つ、3つに分割する程度であればテキストエディタや上記の編集ソフトなどで可能ですが、行数が多くなると非常に面倒な作業ですし、日々繰り返し行うような作業であれば手間削減したいですよね。
個人的にcsvファイルを分割する必要になることがあったので、簡単に出来る方法はないか調べてみました。
行数を指定してCSVファイルの分割が出来るツール
CSV分割ツール – Netplanetes
上記サイトにてCSVを分割するツールが公開されています。
ダウンロードするファイルは、バイナリのみを選択します。
起動した画面はシンプル
ソフトを起動すると表示される画面はシンプルです。
入力ファイル部分には分割元のcsvファイルを選択します。文字コード、データの区切り文字、ヘッダ指定など行います。
出力ファイル部分も出力先のフォルダ、ファイル名、文字コード、分割する行数など設定するだけです。
分割ボタンをクリックするとファイルの分割処理が実行されます。出力先に指定したフォルダに分割されたファイルが生成されます。
データに改行が含まれていても””で囲まれていればデータ項目として判定してくれます、入力、出力ファイルともに文字コードにShift-JIS, UTF-8, Unicode, Euc-JPに対応しています。また、分割したい行数を指定出来るのはありがたいですね。個人的に探してたものとピッタリでした。
他にも見つけたソフト
N-MakerCSVの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
・分割機能(行数によりファイル分割出力)
・結合機能(複数ファイルを1つのファイルとして出力)
・抽出機能(選択列の抽出または、列内の文字検索出力)
・行数機能(テキスト行数のカウント結果を出力)
・集約機能(選択した列項目の重複を削除し出力、重複数のカウントが可能)
今回やりたかったことは、紹介した「CSV分割ツール」だけで出来たのですが、調べている際に見つけた同様のCSVファイルの加工ツールです。分割だけではなく、1つのファイルにまとめてくれる結合(逆の処理)機能などあるようです。実際には試してませんが、また試してみたいと思います。
分割する方法とは逆に結合する方法についても記事にしています。
複数のCSVファイルを1つのファイルに結合する簡単な方法を紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
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