ネットショップ・ECの出荷業務が”自動化”できるシッピーノがすごい!
ネットショップを運営していく中で出荷業務を自社で行っているなら非常に手間がかかってしまう業務となっているのではないでしょうか。自社でやろうとすると人員・時間が必要となります。繁忙期だけ人員を増やしたりといったことをする必要もでてきます。そんな、EC・ネットショップの出荷業務を自動化できるサービスを紹介したいと思います。
注文から出荷までを自動化なんてできるの!?最近はできるんです
ネットショップの出荷を自動化できる「シッピーノ」
楽天市場や、Yahoo!ショッピングの運営を自動化するWebサービス「シッピーノ」は、ECの出荷業務を完全自動化してくれます。楽天、Yahooショッピング、ネクストエンジン、EC-CUBEに対応しており、受注から出荷まで24時間自動で処理をしてくれます。
多店舗展開を考えているなら、ぜひとも自動化しておきたいのは出荷業務ではないでしょうか。出荷業務の自動化ができれば、ページの作り込み、イベント企画などその他の販促活動に時間をかけることが可能になります。また、注文から出荷までの時間の短縮にも大きなメリットがあるのではないでしょうか。
受注管理も一元管理したいという場合は、各モールに対応している受注管理システムを導入する検討しても良いかもしれません。シッピーノが対応している受注管理システムとしてネクストエンジンがあります。
ネットショップ向け受注管理システムはこちらを参考にしてみてください。
シッピーノを導入することで毎日、数百件あった出荷関連業務を0にして、より戦略的な業務に人員を割くことができるようになった事例や数人体制で月に4000件以上出荷に対応している事例など導入事例もたくさんあります。今後のECでの生き残りに左右する流れを予感させるような仕組みではないでしょうか。
シッピーノを使うにはAmazonのFBAをすでに利用していることが必要
シッピーノを利用する条件としてはAmazonのFBAを利用していることが必要となります。その他の物流システムとしては「LogiMoPro」「ロジザードZERO」「その他国内倉庫(CSVでの連携)」など利用しているモール、システムとの組み合わせによっては利用可能です。すでに物流業務をアウトソーシングしているショップも多いかもしれませんが、利用している物流システムに出荷指示をする必要がありますが、シッピーノは出荷指示まで自動化してくれるサービスなのです。
AmazonFBAを利用している場合は、FBAマルチチャネルサービスを利用することでAmazon 以外の楽天、Yahooショッピングなどの注文分でも、Amazonが出荷・発送・在庫管理を代行してくれる物流サービスです。出荷関連の業務をすべてAmazonに外部委託することが可能になります。配送料などはFBAに比べて少し高くなりますが、ダンボールなどの梱包材、ピッキング、梱包作業、発送作業等も含まれていることを考えると魅力的なサービスで利用ショップも多いですよね。
楽天、Yahoo!ショッピング等に注文が入ると、シッピーノが注文情報を元にFBAマルチチャネルに対して自動的に出荷指示を行ってくれる仕組みになります。さらに、サンクスメール、出荷完了メールなども自動的に送信してくれます。
そして24時間365日稼働します。店舗が休みでも注文が入れば自動で出荷されます。注文が溜まることがありません。在庫数に増減があれば、各サイトに在庫数が反映されます。また、Amazon並の配送スピードを実現することができます。FBAでは、注文から10分で出荷依頼、本州なら14時までの注文が翌日配送されます。年末年始、GWといった連休中に注文が大量に溜まって、休み明けに大量にたまった出荷業務でいつも大変といったことも注文から出荷までが自動的に処理されるためなくなります。
ショップで扱っている商品のすべてが、AmazonのFBAに預けているということはないと思います。自社からの出荷が必要な商品は、どうするのと思われるかもしれませんが、自動出荷をしてほしい商品について予めシッピーノに登録設定しておくことができます。
完全自動プランと注文を確認して自動出荷対象を選択する半自動プランの選択も可能です。自動出荷の対象商品を指定することができるので自社発送と自動出荷商品が混在している場合にも対応できます。
利用できる組み合わせについて
「楽天市場」と「FBAマルチチャネルサービス」
楽天市場で完全自動化する場合は下記のような流れになります。
10分おきにシッピーノが注文情報を取得してAmazonFBAに出荷指示が行われます。
半自動化の場合は下記
注文が入ったあとにRMS内にて受注ステータスを特定のステータス「シッピーノで自動出荷」等に変更することで、シッピーノが自動的にデータを取り込みAmazonFBAに対して出荷支持が行われます。
完全自動化と半自動化との違いについて
両者の違いについて図にしていますが、この辺はショップの扱っている商材、自社出荷の状況に応じて細かく対応できるようになっています。
「Yahoo!ショッピング」と「FBAマルチチャネルサービス」「LogiMoPro」
Yahooとの組み合わせの場合は下記内容も自動化されます。
・ストアクリエイターproでの「受注承認メール」を自動送信
・FBAマルチチャネルに自動で出荷指示
・出荷完了後、購入者へ「出荷完了メール」を自動送信
・ストアクリエイターproへ配送情報を自動登録
・ストアクリエイターproの注文ステータスを自動更新
・Yahoo!ショッピングと、FBAの在庫数を自動同期
また、扱っている商材や店舗の運営状況に応じて、自動化する範囲を選択することができます。ストアクリエイターproで注文内容を確認してから、自動出荷したい注文の場合は、ストアステータスを「発送待ち(FBA)」に振り分けるだけで自動で出荷など、複雑なセット販売や、オプション等が多い店舗でも対応可能です。
「ネクストエンジン」と「FBAマルチチャネルサービス」「ロジザードZERO」「その他国内倉庫(CSVでの連携)」
受注管理ソフトとしてネクストエンジンを使っている場合もシッピーノと連携が可能です。ネクストエンジンで楽天、Yahoo、Amazon、Wowma、自社サイト等他店舗展開しており、受注管理も一元化できているのであれば、出荷業務も自動化してしまうことができます。
その他にも「ECキューブ」と「FBAマルチチャネルサービス」といった組み合わせにも対応しています。
いかがでしょうか。月額料金が必要なサービスとなるため、扱っている商材の利益にもよりますが、導入を検討する目安としては、月の出荷数が100個くらい超えるのであれば自動化を視野に入れて受注管理、出荷業務を見直してみては良いのではと思います。
このような仕組みをフル活用しているショップがライバルだと考えて、自社の運営について見直す良い機会にしてみてください。
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